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主に事業者から食品衛生上問題のない廃棄予定品を引き受け、ecoeatでの販売、慈善団体/生活困窮者への支援で消費する直接的な食品ロス低減と食品に関する知識を広める為の啓発活動(取材/講演/ecoeat店頭での説明)によって間接的な食品ロス低減活動をしています。

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SDGs

生活困窮者への支援

この活動を始めてから生活に困窮されている方と接する機会が増えました。「働くことができない」という事情は理解が得られにくいこともあり、尚且つそのご事情も多様化しています。身寄りの方がいらっしゃらない・ご家族の病や健康、身体的、または精神的な理由で付き添っていないといけない・ご自身が身体的・または精神的な理由で働くことができない。公的な支援を受けられるまで耐えられない。こういった理由が複合的に重なることもあります。

私たちはなるべくそのご事情に寄添い、前向きになっていただけるよう支援をおこなっています。

世界・日本の食糧事情の啓蒙活動

賞味期限切れの食品販売をおこなうようになり、様々なお声を頂戴いたします。食品ロスのことを少しでも考えていただけるきっかけになったり、ご家庭において「食べ物を残さない」という古き良き教えを繋いでいただくきっかけになったり、嬉しいお声も多数いただきます。反対に「賞味期限切れ商品に注目が集まってその商売が繁盛するなんて日本は落ちぶれ、貧しい国になった」などのご意見も頂戴することもあります。私たちは多様な考えとしてそのお声を尊重する一方でこの事業を「課題先進国である日本が次のフェーズに入るステップ」として捉えています。大量生産し大量に消費する、そして大量に廃棄するという時代ではなくなり、あらゆるモノを大切に使い、消費するだけ生産する。余ったものは再利用を検討することが価値観の中心に来る時代に来ていると考えます。

手を差し伸べることが平和につながる

痛ましい事件も報道される中、少しでも悲しい事件が減るには精神的な拠りどころの有無は大きいと考えます。「世界には自分の味方がいる」「自分を信用してくれる人がいる」「話を聞いてくれる人がいる」という状態は現実に追い詰められてしまっている方にとって前向きになれる可能性があると思います。それは生活困窮者の方の支援に限らず、私たちの生活の中でもそういったことはありますので公正に手を差し伸べることが笑顔にあふれた世界をつくるきっかけになると考えます。

TARGET 1.2

2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。
生活の必要最低条件の基準が満たされていない絶対的貧困状態にある方、あるいは相対的貧困状態にある方の中でも食事の摂取に困難のある方の食料品支援に取り組んでいます。

TARGET 2.2

5歳未満の子供の発育阻害や消耗性疾患について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養不良を解消し、若年女子、妊婦・授乳婦及び高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。
時間的・経済的に厳しい状況下に陥りやすい母子家庭に積極的に食料品支援をおこない、笑顔のある健全な保育を支援しています。

TARGET 3.2

全ての国が新生児死亡率を少なくとも出生1,000件中12件以下まで減らし、5歳以下死亡率を少なくとも出生1,000件中25件以下まで減らすことを目指し、 2030年までに、新生児及び5歳未満児の予防可能な死亡を根絶する。
国内において総件数の割合は非常に小さいものですが家庭内における虐待死の原因の中でも貧困に起因するものは食料品の支援によって改善されるものと信じて支援しています。

TARGET 4.4

2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
地球環境に優しく発展性のある事業活動が次々と生まれることを期待しています。地域の学校・学生と連携し、食品ロスに関わる正しい知識の提供に務め、未来の人材育成を支援します。

TARGET 12.3

2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
当団体のコア事業活動であるecoeatの収益を活動原資として生産・サプライチェーンにおける食品ロス減少を図っております。

TARGET 16.1

あらゆる場所において、全ての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。
貧困が起因する暴力を減らすには、笑顔や安堵を生むための手を差し伸べる優しさが必要です。私たちは公平に話を聞き、公正に手を差し伸べることで暴力が減少すると信じて支援しています。